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2006年1月11日 (水)

地上の星

うろ覚えなんですが・・・

「いかに感嘆しても感嘆しきれないものは、天上の星の輝きと、我が内なる心の道徳律である」みたいな言葉があります。カントの『実践理性批判』だったかな。

仕事で疲れて夜遅くに帰る道すじで、ふと夜空を見上げることがあります。そんな、ぽっかりと開いた心の穴に、星たちが流れ込んでくるような、そんな瞬間があります。

「あぁ 俺はまだ大丈夫だ!」と決意するんですね。便利な性格です。

L.A.で、ミュージカル「ライオンキング」を見たときに、思ったんですね。「ああ、世の中にはこんなに人を感動させるものがあるのか・・・」って。また、「俺ってこんなに感動できる人間だったんだなぁ・・・」って。

感動できる人間は、きっと人の苦しみや弱さ、痛み、喜びや楽しさ。そういったものを想像する力があると思うんです。対称的に、無関心、傍観みたいな人間にはそういったものを理解できるチャンスが極端に少なくなるはず。

そういう、感動を味わうきっかけを作ることのできる人間が、仕事が、言葉が、生き方が、本当に意味のあるものなんじゃないかなぁ。

道徳って人それぞれだけど、それを自分の中にある「こうあるべきだ」というものにあてはめたならば、それを守ることは本当に難しい。でも、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」にあるように、誰しもがもっているもので、その道徳に対しアタックしていく姿勢こそ、自己との勝負だと思います。

その闘いが、偉大であり、感嘆に値するのでしょうか。強さなんでしょうか。

天上の星のように、人間を感動させられるような心の力ををもった、強い人間になりたいっす!

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